ステンレス鋼は非常に錆びにくい金属です。
しかし、環境によっては錆びる速度が加速していきます。
例えば、海際など海塩粒子が多く飛び交う場所、
また交通量の多い、Nox,Soxが発生する場所などです。
このような環境と、使用する部位によってサビの進行が変わります。
そこで、すでに取り付けてしまったステンレス部品やこれから取り付けるステンレス部品への錆の進行を抑制するガラスコーティングについてその屋外暴露効果を紹介します。
ガラス質のコーティング材を金属や木材、タイルなどの表面にコーティングし、耐食性や耐指紋性、耐薬性、耐久性を高める用途で用いられるものです。
金属に関しては、意匠ステンレスメーカーの製造するプレコートというあらかじめ板形状にガラスコートしてある商品も販売しています。
これは、溶接がやりにくかったり、部分的な剥離破損に対応できないことにあります。
また、すべて新設に限られるので既設のものには使用できません。
そこで、あと塗りのガラスコートが用意されています。
※弊社の販売子会社が販売しています。
ネットで購入可能です。
MaCoat GC
https://www.top-macoat.co.jp/coating/
https://mako-gallery.jp/collections/tools
実際に、屋外で4年経過の屋外暴露試験結果を紹介します。
ステンレス鋼 SUS304 同等の鋼です。
上部がガラスコートをしています。
下部はそのままの状態です。
サビの状況がはっきりと差が出ていることがわかります。
それでは、チタンはどのような状況かというと、ブラックへ発色処理したチタンへ、上部はそのままのチタンです。
下部はガラスコートをしております。
チタンは非常に腐食しにくい材料ですのでサビの発生の差はありません
ステンレス鋼や鉄、アルミニウム、銅、真鍮はサビの発生を予測し、対応しておく必要があります。
錆は発生すると、研削してサビの根元まで除去しないとまた錆が発生してしまいます。
そのような状況を回避するためにも、ガラスコーティングは一つの選択肢となります。
※弊社の販売子会社が販売しています。
ネットで購入可能です。
MaCoat GC
https://www.top-macoat.co.jp/coating/
https://mako-gallery.jp/collections/tools
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