金属のブラスト加工におけるパラメーターは
おおよそ、このような制御項目があります。
今回は同じブラスト照射条件にて、材質毎に得られる金属 表面粗さの差を検証します。
板厚みは1.5mmで全て揃えています。
ブラストサンプル試料サイズ
55mmx90mm
ブラスト 投射メディアは2種
ブラスト メディア粒度
この条件下でのブラスト加工による材質の表面粗さの差を検証していきます。
左から ステンレス鋼 チタン アルミニウム
※実測値なので、参考値としてご覧ください
左から ステンレス鋼 チタン アルミニウム にブラストを施したもの
※実測値なので、参考値としてご覧ください
左から ステンレス鋼 チタン アルミニウム にブラストを施したもの
※実測値なので、参考値としてご覧ください
左から ステンレス鋼 チタン アルミニウム にブラストを施したもの
※実測値なので、参考値としてご覧ください
同じ投射条件で処理を行っても、材質により表面粗さに差が出ます。さらに表面粗さが大きいからといっても、メディアによっては研削力がなく表面の板製造時の筋が残留することもあります。
つまり、得たい表面粗さを確立するためには、まず母材選定を行い、その母材に応じたブラスト加工が必要となります。
さらに、その外観も重要視する場合には仕上がり状況を勘案して、ブラスト工程の確立をしていくことが必要となります。
下段から ステンレス鋼 チタン アルミニウム
※実測値なので、参考値としてご覧ください
チャンバー内壁に凹凸をつけることでコンタミ吸着率の向上及び真空度改善への機能付加を行った事例です。
半導体製造装置の内部部品の熱拡散を目的として、表面粗さレベルを一定に制御した事例です。
こちらの側溝蓋は高速道路で使用される側溝蓋に採用された事例です。
〈意匠金属に関するサイト〉
〈採用情報に関するサイト〉