解剖台

解剖台の表面処理事例

解剖台は人体を解剖する際に使用されますので、血などの粘性が高く清掃しにくい液体が付着します。

そのため、体液などを清掃しやすいように、表面を完全に平滑化するのではなく微小の粗さを均一に保つように加工しています。

解剖台にはメスが台に当たってしまうという特有の問題点があります。

メスが台にあたると傷が入りエッジが立つため、精密な検査に支障をきたす可能性があります。

そのため、エッジが立たないようにブラスト加工を行い、表面強度を上げています。

加えて、解剖作業に支障をきたさない様、光の反射率を抑える加工も施しています。

防眩効果・防汚効果・耐摩耗性・耐傷性を向上させた機能的事例です。