ステンレス製品は、その耐久性と意匠性から、家庭やオフィスなど幅広い分野で使用されています。
しかし、金属製品は指紋が付くとなかなか取れず、中でもステンレス製のものは非常に指紋が目立ち、除去しづらいです。
今回は、ステンレス製品の指紋対策と、その意匠性を長持ちさせるための方法をご紹介します。
金属に付着した指紋はなかなか取れないと言われています。
しかし、ステンレスに適切な表面仕上げを行う事によって、付着した指紋を簡単にふき取ることが可能となります。
例えば、表面を非常に平滑に仕上げている鏡面研磨加工・バフ研磨加工の製品は、ガラスなどと同じように付着した指紋を簡単に除去することが可能です。
対して、ヘアライン研磨加工品やバイブレーション研磨加工品は非常に指紋が目立ちやすくなります。
加えて、これらの製品は表面に微小な凹凸があるため、指紋が除去しづらい製品になります。
実際に指紋や汚れが付着した場合の対処方法についてご紹介します。
指紋の成分はアミノ酸と脂質です。
この指紋を構成する物質と汚れの成分を溶解させる洗剤で洗浄することで除去できます。
ここで重要なポイントとして、指紋や汚れを溶かす洗剤で洗浄した際に、必ず追い拭きすることです。
指紋や汚れを溶解させた液体を拭き取らなければ、また乾いて表面に付着します。
そのため、より洗浄後は早急に追い拭きすることが重要です。
適切に対処することで、こちらのように指紋を綺麗に拭き取ることが可能です。
具体的な洗浄方法について動画をご覧ください。
今からご紹介する動画は、初期の手垢や汚れに適用できますが、時間が経過した指紋汚れなどはもっと強力な洗浄剤が必要になります。
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日々の洗浄など面倒な作業をできるだけ減らしたい場合には、
ステンレスの意匠研磨仕上げ商品の指紋対策品を選定いただくなど、材料面を工夫していただく必要があります。
もし、すでに取り付いていたり、加工された製品に対して指紋対策をする場合には、後塗りのコーティングが有効です。
当社では、耐指紋コート MaCoat GCという製品を販売しております。
こちらは、後塗りが簡単で、効果が高いガラスコートです。
手間を省くにはちょうど良い商品となっています。
↓耐指紋コーティングを施した製品事例はこちら↓